マフラーを交換して、排気効率をよくするように、
アース線を強化して電気の流れを効率よくしようと言うのが、
アースイングシステムです。
部品名 | 個数 | 購入価格 |
---|---|---|
アースイングシステム(KHN-002) | 1 | 24,000円 |
電気系の作業をする時は、必ずバッテリーの端子を外して、作業中のショートなどを防止します。
作業をやりやすくする為に、バッテリーを外しています。
マイナス端子を切り落とし、1.5〜2cmほど被覆をカットします。
アースイングシステムをオリジナルアースハーネスが通っている穴へ通し、
オリジナルアースをアースイングシステムのマイナスバッテリーターミナルに固定します。
オリジナルアースが抜けないように、しっかりと六角ネジで固定します。
ここからの作業は火傷する危険性があるので、エンジンが冷えてから行います。
インテークマニホールドステーボルトに、A-1を取り付けます。
ボルトを締め付ける時に、付属の接点復活剤を塗布します。
A-1から分岐しているA-2をサージタンク上にあるアースと共締めします。
こちらもきちんと接点復活剤を塗布するのを忘れずにします。
インテークマニホールドはアルミで出来ているので、
力いっぱい締め付けるとネジ穴が壊れてしまうので、
程々の力で締め付けます。
シリンダーヘッドにインテークマニホールドを固定しているナットに、
A-3,A-4,B-1を固定します。
ちなみにインテークマニホールドの取り付けナットの締め付けトルクは、
2.4kg-mです。
A-4から分岐しているA-5,A-6を、
それぞれをフレームアースブロックとイグニッションコイル取り付けボルトに固定します。
イグニッションコイル取り付けボルトにはノイズコンデンサが共締めしてあるので、
ボルトを緩めるときや、締め付けるときに配線に負担がかからないように注意しましょう。
取り付け完了。
あとは回転部分や熱のかかる場所に接触しないように、
タイラップで固定します。
あとは、バッテリーを元に戻して、プラスターミナルを先に取り付けてから、
マイナスターミナルを取り付けます。