ビートのECUは、助手席後にあるドキュメントボックスの裏側にあります。
ビートのECUの中身はこのようになっていて、上の部分に未使用のICパターンがあり、
ここを使用してチューニングROMを載せたりします。
ここはそもそもECU開発中にROMの書き換えを行えるようにするためのもので、
量産車では使用しないところですが、
極初期のビートにはここに最初からROMが載っている車両もあります。
極初期のビートに搭載されていたECU→
IC3のところにNECのD74HC373C(ロジックIC)、IC5のところにOKIのM27256-17(EPROM 256kbit 170ns)が
載っています。
そして、このROMを有効にするために、J1に0Ωの抵抗がつけてあります。
ビートのECUといえば、電解コンデンサがパンクするトラブルがありますが、
パンクしやすいのは、左の写真の3つの電解コンデンサ(33μF 35V, 47μF 35V, 220μF 35V)です。
この電解コンデンサは、早急に交換してトラブルを未然に防ぐのがよいでしょう。
全ての電解コンデンサを交換する場合は、以下の電解コンデンサが必要です。